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会員S 2007.11.29
タコ:麻雀って運なんですか?それならボクにもチャンスはあるな。
漁師:そうともいえるし、そうでないともいえる。
タコ:どういう意味なんですか?
漁師:例えば、天和が出来るかどうかは全くの運だよね。
技術の余地がないところはさいころ博打と同じで、達人と初心者の間には
全く差がつかないよね。
だけれど、アベレージでは下手な人は上手な人に勝てないよね。
タコ:うーん、ボクみたいな下手でもてっとりばやく勝率を上げる方法はないんですか?
漁師:そうだね、麻雀が巡目を重ねるうちにゲームの性格が変化していくことに
注目するとヒントが出てくるね。
まず配牌時点で、明らかになっている情報は全体の何%かな?
タコ:うーんと、自分の手が13牌、ドラマーカーが1牌で、牌全体が136牌だから、
14/136、約10%でしょう。
漁師:10%しか分からないところからスタートする点が、囲碁や将棋と全く違う
ところだよね。じゃあ、仮に流局までいくと明らかになっている情報は全体の
何%かな?
タコ:えーと、山に残された伏せ牌が13牌で、対戦相手3人の手中牌が39牌だから、
136−(13+39)=84牌が明らかになっているので、84/136、
約62%が明らかになっているってことでしょう。
漁師:そうだね。つまり麻雀は、確定情報10%から出発して、確定情報62%で
終わるゲームなんだよ。
いいかえると博打から出発して、頭脳ゲームで終わるんだ。
ところでね初心者は推理が駄目だから、62%の確定情報のままなんだよね。
ところが達人は推理が得意だから、これに推理分が加わるんだよね。
仮にその結果、有効情報が80%になるとしたら、どうだい。
流局時には、初心者と達人の間で62:80のハンディがついてしまうんだ。
タコ:でもスタート時点なら、達人だって推理しようがないから、
推理による有効情報の加算はないんでしょう。そしたら10:10じゃない。
漁師:そこに気が付くとは偉い!それならば初心者のとるべき戦略ははっきりして
いるんじゃないか。
タコ:そうか、ハンディが大きくならないうちに勝負すればいいんだ。
漁師:正解。初心者のうちは読みの巧拙ではなくスピードで勝負することが
大切なんだよ。
タコ:でもスピードってどうやったら身に付くの?
漁師:長島だって下宿で素振り千回やってたんだろう。
君もパソコンソフトで指にタコが出来るぐらい練習することだね。