ルールブックを携帯電話で持ち運ぶ


枕倶楽部ではルールを掲載したB6版サイズの「便利帳」を配布しているが、卓を囲む際に持ってきている人は皆無である。
無理もない。面倒くさいし、持って来るつもりがあっても忘れしまいがちだ。

しかし、対局中にルールを確認したいことも、ままある。これを怪しくなっている記憶に頼るのは、一寸リスキーだ。
何とかならないだろうかと思案していると、携帯電話を忘れることは無いことに気づいた。

ならば、携帯電話に格納してしまえば良い。最初に検討した手段は以下のとおりだ。
1)メールで送り、「保護」しておく。
2)「メモ」として格納する。
3)内蔵カメラで、便利帳を撮影し、画像として格納する。

小生の携帯はシルバー向きのF883iESであるため、字が大きい。
普段は見やすくて良いのだが、ルールブックのような字数の多いときには、悲しいかなこれが裏目に出る。
1)は、9行10文字となり実用に耐えない。
2)は、そもそもこの機能が省略されている。
3)は試してみたが、コントラストが低く見づらい。

 はたと困ったが、テキストを画像に変換して格納することが出来るのではないかとひらめいた。
そこからは簡単だった。まず変換ソフトを探す。txt2jpg というフリーソフトがすぐ見つかった。
これを使用して、テキストをJPG画像に変換する。この時のパラメーターは以下のとおりだ。
 画像サイズ 240x320
 フォントサイズ 11P 太字指定
この結果、21行16文字/画面の画像が出来た。ルールブック全体で20ページになった。老眼鏡不要サイズだ。
1画像当たりのファイル容量は40KBほどだから、全体でも800KBに収まっている。

この画像ファイルを、携帯電話メーカーである富士通から供給されているマイクロSDカードユーティリティソフトを使用して、
マイクロSDカードに書き込み、携帯電話に挿入して完成!
マイクロSDカードは非常に安価になっている。規定容量一杯の2GBのものが500円足らずで入手出来る。(2008年12月現在)
ルールブックなら、1250冊収容可能だ。これだけの容量があれば、他にも応用が利くだろう。
Web画面、マニュアル、地図などポイントだけピックアップして、見やすいサイズに画像化して格納すればよい。まさに「携帯便利帳」だ。

 


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