多面待ちの因数分解


多面待ちはビギナーの悩みの種だ。待ちが分からなくてパニックになる。
大体、面前清一のような高い手の時に、長考するものだからすぐバレて警戒されてしまう。
もったいない。何とか克服しよう。

多面待ちを素早く把握するためには、練習と、コツが必要だ。

練習:基本的なパタンを憶えること。
コツ:元の形から面子(刻子、順子)を省いて、単純化する。(因数分解)

例えば、多面待ちの究極である九連宝燈を例にとってみよう。
1112345678999 が純正九連宝燈である。

これは111を抜いた形と999を抜いた形の2パタンの組み合わせに分解すると、
基本的なパタンに落とし込める。詳しくみてみよう。

1)111の刻子を除く →2345678999
 これで、1、4、7、2、5、8と分かれば良し、
 分からなければ、次に行く。

2)さらに999を抜く →2345678
 これは、2、5、8と分かる。

3)1)から789を抜く →23456 99
 これは、1、4、7と分かる。
 2)と3)の結果を合わせると1)の結果と同じだ。

4)今度は元の形から999を抜く →1112345678
 これは、既に学んだ形だから、3、6、9、2、5、8と分かる。

5)1)と4)の結果を合わせて9面待ちと分かる。


こんな練習問題もある。有り難く参考にしよう。
http://ma-jang.kaze-pro.com/kouza06.htm

 


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