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by ほちゃ
開いた覚えのない新興宗教教祖になった男、ほちゃです。笑
先日、まずは牌効率を覚えましょう!って話をしましたが、牌効率と基本手順を学ぶ最高の教材があることを忘れてました。
それは、、、、、、、、、、、、、、「おばかミーコ」です。
ギャンブラー自己中心派(古)の作者で麻雀ブームを引き起こした片山まさゆき氏の漫画です。
この漫画は、ほぼ初心者な女流プロミーコが師匠から様々な基本打ち筋を学びながら強くなっていく話です。
で、この基本打ち筋の解説がホントに秀逸で、この漫画に書かれてることをキッチリマスターできればフリーの雀荘でも十分通用します。
マジで。現在、全14巻出てますので、ご一読あれ!!
私も、昔は、フリーでボコられた日には布団の中で泣きながら読み返しました。、、、、、もちろん、怪しいことには使ってません!!汗
さて、今回は染め手の作り方ですね。まぁ、狙うのは簡単で、誰でも出来ます。解説するまでもないでしょう。
ここで言いたいのは狙うタイミングとあがりに向けた小技です。
【狙う時の基本】
・狙う色がドラの場合
この場合ですが、手の内にドラが2枚以上ある場合は、基本的には狙いません。
ドラ色の染めは周りの警戒度が高くなるので、折角のチャンス手を逃してしまう恐れがあります。
ですから、こんな時は、染めの可能性を残しつつ、ツモと相談しながら、他にリャン面が出来た場合はそちらを残す方が確実です。
ドラは無いけど、色が寄っていて役のトイツがある場合は狙っていきます。何と言っても、後からドラを引いた時に使えるのが大きいですから。
・狙う色がドラ以外の場合
この場合、やっぱり、3ハンはほしいですね。2ハンじゃあリスクが高すぎるし、上がっても安い。
ですから、赤があるか、あるいは役牌があるか、、、。
ここで、役牌については、フリー雀荘で1000万稼いだ男として有名な佐々木寿人プロ(手塚さきくプロの旦那!涙?)が
興味深いことを言ってます。
「配パイ時点で、役牌の単独牌が3枚(例えば白発中1枚ずつ)あれば、これは、いずれ一つは重なるのが普通である」
この考えに従うと、役牌があるかないかの判断をするときに、役の単独牌3枚は役1つと考えることが出来ます。
なので、こんな手だったら、積極的に狙う価値ありと言えます。
1m1m2m6m8m西西白発中4p6p2s ドラ9p
狙う狙わないの判断はこんな感じです。
続いて、小技編です。
【小技1 数牌先切りでキー牌の引き出しを狙う】
これは、フリーで上手い人が良く使う手ですが、1,2,8,9の牌を先に切ることで、染めの臭いを捨て牌から消す技です。
例えば、先ほどの例で見た場合、、、。
1m1m2m6m8m西西白発中4p6p2s ドラ9p
ここに白をツモでまず2sを切ります。
1m1m2m6m8m西西白白発中4p6p ドラ9p
次に9mをツモったとします当然狙いはホンイツですから、9mは残したい。
素直に打てば4pか6pでしょう。でも、ここで、あえて、9mを切るのです。
そうすると、捨て牌は2s9mになって、この後、4p6pを切っても随分と見え方が違います。
もちろん、1mポンしたり3mチーしたりすれば、その時点でバレます。笑
だけど、そこを少しこらえて、役のポンから入って、面子を鳴くのは2シャンテン位まで我慢すれば一気に上がれる可能性が高くなります。
なぜなら、中盤辺りまで、他家は染めを読み切れずに普通に打ってしまい、染め色を止めきれないような状況になってる可能性があるからです。
ただし、当然、9mを被る可能性があり、この場合は手が遅れます。ですから、リスクはあります。
それでも、キー牌の引き出しや、後半での染め色の切り出しを狙うえる
メリットを考えると、トータルではプラスに作用することが多いです。
【小技2 〜中盤の中張牌の先切りで相手を止める〜】
1m1m1m2m5m5m6m 西西発 白白白(ポン) ドラ9p
さて、先ほどの手が中盤まで進んで上の様な状態になりました。
ここで、他家から西が出ました。当然鳴く一手です。ちなみに発は場に2枚切れの安全牌だったとします。
皆さん何を切りますか?発を切れば、1m〜8mまで何を引いてもテンパイです。しかし、ここはあえて、5mを切ります。
この場合、テンパイになる牌は、2m、3m、4m、7m、発と格段に枚数が減ります。
しかし、既に染めはバレてると考えると、5mの先切りで、周りに「テンパイだ!」ってアピールして脅しをかけるのです。
こうすることで、周りの手を遅らせることが出来ます。
これで、真直ぐ打っていれば上がれていた人が降りに回ってくれればチャンス到来です。
もちろん、これも裏目に出る可能性は十分あります。しかし、こんな手は、上がりが入ってるなら、2m、3m、4m、7mくらいは引けるもんです。
引けなかったら素直に諦めましょう。
ちなみにこの技ですが、周りがまったく無警戒の様子なら当然、意味は無いです。
だから、周りの様子を伺いながら技を使うかどうかを判断する必要があります。
まだ、技は他にもありますが、書き出すときりがないので今回はこんなところで。
次回は、河の見方に戻って、ドラ在処の探り方を書いてみたいと思います。