名人戦レポート byほちゃ 2010.7.24(土) ビックにて
【1〜2回戦】
クジ引きにより、以下の卓割りとなった。
A卓:スカタン、ほちゃ、吾郎、hartman
B卓:ウルフ、ケンシロウ、PIN、せんめくちゅ
・A卓
1戦目は小競り合いの攻防が続くスタート。
オーラスでラス目のほちゃがオープンリーチをつもり上げ、好スタートを切る。しか
し、2戦目スカタンの絶妙な鳴きにあいラス。スカタンが頭1つ抜けるも、4人の成績
が拮抗した滑り出しとなった。
・B卓
こちらは波乱の幕開け…
1戦目開局起家を迎えたウルフさん。何といきなりのダブリー!!これをつもり上げ
親満発進!そのまま東3局でPINさんを飛ばし+75の大トップ!2戦目も2着にまと
め、好発進。
せんめくちゅも2戦目トップで巻き返す。
割りを食ったケンシロウ・PINは苦しい出だしとなった。
・参加者コメント
ほちゃA卓:まくり発進も代表の鳴きにやられた…
ウルフB卓:運が良かった
PIN B卓:無理!!
ケンシロウB卓:上がったの1回、聴牌3回、最悪スタート
・1〜2回戦終了時の順位
1位ウルフ(+83)、2位スカタン(+23)、3位せんめくちゅ(+20)、4位hartman
(-6)、5位吾郎(-7)、6位ほちゃ(-10)、7位ケンシロウ(-37)、8位PIN(-66)
【3〜4回戦】
ここから、順位別の卓割りとなる。
・B卓(5~8位)
場所が変わって、勢いを取り戻したのがケンシロウ。1着・2着と安定した成績でA卓
行きを決める!ほちゃは3戦目中旬で3面張リーチを敢行も海底で掴んだのがドラ…こ
れが何と吾郎(親)&ケンシロウ(子)に両方満貫のダブロン!2万点の放銃。しかし、こ
れで逆に目が覚め、2着⇒1着でA卓行きを決める。
この2人に割を食ったPIN・吾郎は3着4着を分け合う結果に。
・A卓(1~4位)
順調な滑り出しを見せたウルフ・スカタンがそのまま1着2着を独占!優勝はマッチ
レースの様相に…。割りを食ったせんめくちゅ・hartmanはB卓落ちへ。
・参加者コメント
ウルフA卓:スカタン代表強い
ほちゃB卓:ダブロンありえん…でもお陰で火が付いた。
PIN B卓:聴牌は頭の中だけ…
ケンシロウB卓:場所が変わって順調な再スタート!
・3〜4回戦終了時の総合順位
1位ウルフ(+174)、2位スカタン(+90)、3位ほちゃ(+37)、4位ケンシロウ
(+25)、5位吾郎(-63)、6位hartman(-71)、7位せんめくちゅ(-73)、8位PIN
(-119)
【5〜6回戦】
・B卓(5~8位)
プラス組とマイナス組に大きな差が出来たこの状況。マイナス組の集まるこの卓は連
勝で一気の浮上を狙いたいところ…
ここで、爆発したのがPINさん。持ち前の剛力を発揮し、2連勝を飾る。これに割を
食ったのが吾郎さん。2連トビを喰らう。
・A卓(1~4位)
ウルフ・スカタンを雌雄に注目が集まるこの卓…
しかし、勝負は意外な所で着いた。なんと5戦目でスカタン痛恨のフリテン!!直前
まで気づいていたのに、思わず発生してしまった…。これで一気に流れを失い2連ラ
スへ…。一方、ウルフはこの隙を見逃さず5戦目もきっちりトップ!
6戦目、調子を落としたスカタンをしり目に小競り合いを続ける3人。この小競り合い
を制し、ほちゃがトップ。ウルフは初の3着&マイナスも余裕の抜け出し。これで優勝
は確定か?
・参加者コメント
スカタンA卓:ちょんぼが痛かった。後は急降下
ほちゃA卓:ウルフさん強い。止められん。
ウルフA卓:ほちゃの粘りは凄い
ケンシロウA卓:ウルフの強さは凄い!スカタンはチョンボが無ければ…
PIN B卓:今さら噴いてもねぇ。
・5〜6回戦終了時の総合順位
1位ウルフ(+221)、2位ケンシロウ(+57)、3位ほちゃ(+45)、4位スカタン
(+3)、5位PIN(-10)、6位せんめくちゅ(-47)、7位hartman(-97)、8位吾郎
(-172)
【7〜8回戦】
・B卓(5~8位)
5~6回戦で連勝を飾ったが序盤のマイナスが大きく、A卓入りは成らなかったPIN。し
かし、勢いは持続し、2着⇒1着で総合プラスへと転換する。
2連トビで迎えた7戦目、意地のトップをみせた吾郎さん、しかし最終戦は再びPINさ
んに飲み込まれる。
・A卓(1~4位)
他3人の逆転の条件は連勝かつウルフを連続ラスにすること…
ほぼ優勝を確定したかに見えたウルフ…
しかし、本当の勝負は7戦目に待っていた…
7戦目
チョンボの痛手から立ち直り、好発進を決めたスカタン。東場で5万点を超える展開
に。これに追随したのがほちゃ。ウルフへの満貫直撃を決め、更にスカタンから親満
ゲットで一時トップに!ケンシロウはトップに立ったほちゃから満貫ゲットで東場は
3者のマッチ―レースに。
一方、ウルフはトビ寸前。ここを勝利したものが最終戦のウルフへの挑戦権を得る3
者にとっては願っても無い状況だった…
しかし、ここからが凄かった。
軽い上りで一発トビを回避したウルフ。トビの危険を回避しつつ、南場に入って逆襲
をみせる。なんと残り約2千点からの大マクリでトップを決める!!ウルフの地力と
技術の高さを見せつけた瞬間だった。
8戦目
消化試合となった最終戦もキッチリトップを取ったウルフが文句なしの優勝を決め
た。
【最終順位】
最終順位と短評です。
1位ウルフ(+321)
8戦5勝。プラス300越えの文句なしの優勝!!
特に7戦目で見せた力は群を抜いてました。
枕倶楽部名人位に値する素晴らしい戦いぶりでした。
誰もが文句なしの枕倶楽部NO1プレイヤーです!
おめでとうございます!
2位PIN(+59)
なんとB卓から大マクリで準名人に。笑
やはりその爆発力は素晴らしい。序盤のマイナスさえなければ、、、、。
爆発状態でウルフさんとの直接対決が見たかった。
3位スカタン(+27)
グランドチャンピオンの名に恥じない戦いぶりで
常にウルフさんに追随してました。しかし、5回戦での
チョンボが痛かった。これも、代表らしいと言えば
らしいのですが…笑
4位ケンシロウ(-2)
苦しいスタートもそこから巻き返しをみせた。
終始苦しい戦いを強いられる展開でしたが、
そこをしのぐ力はさすがでした。
5位ほちゃ(-20)
3戦目のダブロン以降目が覚めたものの。
ウルフさんの強さの前に力負け。
特に7戦目のウルフさんは凄かった。完敗です。
6位hartman(-100)
打ち込みの少ない玄人麻雀を見せるも、流れをつかみ
切れず、トップを取れなかった。しかし、その状況
でラスを1回に抑えたのはさすがでした。
7位せんめくちゅ(-119)
誰もがご存じの強豪ですが、やはり3か月のブランクは大きかったか?
いつもの爆発が見られなかった。
遠路からの参戦有難うございました。
8位吾郎(-166)
最近の絶好調ぶりから優勝もあるかと思われたが、
こちらも流れに乗り切れなかったか…
特に5戦目・6戦目でPINさんの爆風に飲み込まれたのが痛かった。
【編集後記(ほちゃ)】
初めての名人戦&初めての運営担当と言うことで、色々迷惑をおかけしました。来年
はこの反省をバネにもっとスムーズな運営をしたいと思います。
忙しい中、参加して下さった皆さん&観戦に来て下さった皆さん。有難うございまし
た。
最後に、ウルフさん。おめでとうございます!本当に強かったです。